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Chronicle

事件誌 ― 界をめぐる年代記

界をめぐる主な出来事の年代記。キャンペーンの背骨やシナリオ背景に使える。年代は「現在」からの相対表記。
等級:S秘界級/A深界級/B中界級/C前兆。各事件の見出しをクリックで詳細。

第一期 ― 伝承の時代

古来鎮めの祭S

天草の海辺で、村一つを呑もうとした巨大な因業界を巫女たちが祈りで鎮めた伝承。後の観潮社の起源。海に沈めた「核」は今も眠るという。
謎:沈められた核は本当に鎮まったのか。近年の“漏れ”との関係は。

古来〜近世各地の「隠し」伝承C〜B

神隠し・蜃気楼・一夜で消えた集落――各地の民話の多くが、記録に残らない界の出現・漏れだったと研究会は見る。
フック:古文書・郷土史に界の手がかりが眠る。

第二期 ― 観測の黎明(近代)

約100年前霧立事件A

山あいの村が一晩で霧に呑まれ複数が失踪。生還者は「色のない街を見た」と証言。調べた有志が後の境界管理局の前身となる。界が現象として研究され始めた転機。
謎:失踪者は戻らなかった。どこかの層に囚われているのか。

第三期 ― 管理体制の確立

数十年前白途の封鎖A

都市部に初の明確な中界が顕現。前身組織が初の組織的封鎖に成功し、境界管理局が正式発足。登録制度・危険等級・封鎖手順が生まれた。
影響:秩序と隠蔽を最優先する局の体質はこの成功体験に由来。

数十年前〜渡し舟の結成B

局に馴染めない在野の渡り手が相互扶助のため集う。「一人で深い界に行くな」を合言葉にネットワーク渡し舟が育つ。
人物:後の船頭 渡瀬トキ はこの頃の生き残り。

第四期 ― 激動の近年(主舞台)

数年前眠り病の波B

各地で同時多発的に「悪夢・不眠・起きられぬ人々」=漏れの第二段階を観測。界の出現増加の最初の明確な兆候。局が観測網を強化。
フック:サンプルシナリオ『最初の界』はこの波の一例。

2年前秘界「沈黙」S

初めて確認された秘界級。挑んだ熟練チームが消息を絶つ。以後、秘界に挑み戻らぬ者は「越境者」と畏れと共に語られる。
謎:彼らは死んだのか、秘界の中で生きているのか。

1年前養殖事件A

賽の会が遺物採取のため界を人為的に維持・増殖(“養殖”)していたと発覚。漏れが拡大。研究会の一部のデータ流出も露見し、局と賽の会の暗闘が本格化。
人物:仲介人 蛭川 が記録に。胴元 賽堂 は正体不明。

半年前初穂の顕現S

深界の主として「初穂」と名乗る喰い手の目撃が相次ぐ。かつて名のある渡り手だったとも。「力に魅入られた末路」の象徴として渡り手を震撼させた。
謎:初穂は何を求めるのか。救えるのか、討つしかないのか。

現在 ― 物語の幕開け:ほつれの拡大は止まらず、新参の渡り手が次々と覚醒している。眠り界が各地で開き、局は手が回らず、渡し舟は人手不足、観潮社は古い界の目覚めを警戒し、賽の会は混乱に乗じて暗躍する。――そんな時代に、PCたちは最初の界を越える。ここから先の歴史は、卓が書く。 詳細な事件誌は資料 16_事件誌.md に。